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NPO法人の最大の誤解
- 2014/03/18
- 06:43
NPO法人の最大の誤解。
"ボランティアで活動するもの(給与をもらわないことが美徳)"
この最大の勘違いにより、外部にモノゴトを頼む時も「うちはとても社会的に意義のある活動をするNPO法人で、お金が無いからタダか少額でよろしく」という意味不明なドヤ顔で依頼されるという事態が起こる。
外部の人の判断でそういう話になるのであれば問題無いのだが、組織側がハナからそういう発想の団体がある。
NPO法人はあくまでも「内部で利益の再配分(還元)をしてはいけないだけ(その代わりに税制優遇はされる)」で自らの活動を支えるための事業や寄付により収益(資金)を得ることは寧ろ活動を真面目に行うのであれば義務と考えるべきだと思っている。
一応、法律で定められた法人格を持つ組織であるが、何故かNPO法人や一般社団法人(非営利団体と称する団体)では、法人格を持っているという自覚が足りない団体が散見される。
もちろん、しっかりと組織運営されている団体も数多くあるのだが、「ん!?これって組織か?」という団体の方が割合が多いということは否めない。
学生団体(サークル)の延長上のような組織をイメージしてもらうとよいだろう。
(真面目に学生団体している方々には失礼な表現だが・・・)
まぁ、もっとも株式会社でも合同会社でも"大人の事情"で設立されている法人が無数にあるので、非営利団体に限らずその組織に関わる人の問題に行き着くのだろうが、組織を創り運営するというのは他人の人生を背負い、時にユーザー(利用者や顧客)の人生をも左右するということを認識しておくことは重要だ。
適当にやっている団体や組織は、それが人生を左右するなんて思っていないのだろう。恐ろしい。